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青森県平川市で温泉施設「福家」の運営やウェディング事業を営むタグボート株式会社。その社長でもある水口清人さんの呼びかけでこのオンラインスクールを受講する有志5人が集またそうです。動画学習は各自で行い、月に1回は全員が集まって「勉強会」の形で学びを深めているそうです。

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Q:まずは、みなさんが会社の中でどんな役割なのか教えてください。

 

花田さん:実は4月に入社したばかりなんです。それまでは、ホテルのフロントとして働いていて、今は温泉事業とレストラン事業の勉強をさせていただいています。今朝、ECサイトの担当をやってもらいたいと言われて、びっくりしているところです(笑)。

一戸さん:僕はタグボートさんの社員では無いんです。青森県平川市のボランティア団体で活動をしていて、イベントに参加してもらっています。今後、自走して継続的に活動するに、収益のモデルを作りたいと思っていて、この先のビジネスモデルを水口社長に相談したんです。そうしたら、一緒にオンラインセミナーを受けてみないかってお話をいただきました。

宮入さん:ウェディングプランナーをしています。SNSでの広報を担当しており、写真の撮り方や文章表現について勉強中です。

佐野さん:温泉事業・レストラン事業・ウエディング事業の統括をさせていただいております。

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|気軽に気負わずにいつでもどこでも学べる

 

Q:みなさんは、いつ動画を観ているんですか?

 

佐野さん:仕事の空いている時間に観ています。大きい画面で観たいので、基本はパソコンですね。

 

花田さん:家に帰ってから、スマホで観ることが多いです。休みの日とか、ちょっとした時間でも見る事ができるんですよ。

 

宮入さん:私はパソコンでメモを取りながら観ています。動画だと途中で止めることもできますし、聞き逃したところを巻き戻して、もう一度聞けるのがいいですね。

 

一戸さん:動画の時間も1本15分前後なんですよね。だから、気負わずに気軽に観ることができるんです。どこまで観たか分からなくならないし、すごくよく考えられていますよね。

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|もっと良くするための考えるクセが身についた

 

Q:これまでオンラインスクールを受けて学びになったことはありますか?

 

佐野さん:たくさんあるんですけど、温泉施設のPOPとか、文章を見直して考えるクセがつきました。私生活でも、スーパーにいる時間が長くなっちゃいました(笑)。棚やPOPを見て、「なんでこんな風に陳列しているんだろう。」とか「もっと良くするにはどうしたら良いんだろう。」と考えるクセがつきました。

 

花田さん:「マスに対して大ヒットする商品だけでなく、狭くて深いニーズを狙った商品も大事」という内容が印象に残っています。今までは、とにかく多くの人に注目されるようなヒット商品を生み出すことが必要だと思っていましたから、驚きました。

宮入さん:今、ちょうど第5話にある「SWOT分析」のワークシート使って見直しをしているところで、自分が携わっているウエディングの「強み」と「弱み」が何なのか考え、知ることができました。どう改善して強みに変えられるのかをじっくり考え直すことができました。

 

一戸さん:商品ストーリーの必要性を学びました。ただモノを売るのでは無くて、その背景と価値を伝えるということ。これから学習塾をやろうと考えているのですが、差別化を計るために地域の状況をリサーチし、ストーリーを作るという、思考の流れを学ぶ事ができました。しかもこれは「作り手側のストーリーではない」というのがポイントですね。

 

佐野さん:よく考えれば、当たり前のことを言っているんだけど、改めて気づかされるんだよね。難しい言葉を使わずに、誰にでも分かりやすく説明してくれるのが良いですね。

 

Q:水口さんは5人のまとめ役として、工夫されていることはあるんですか?

 

水口さん:月に一回、5人で集まって勉強会をすることにしました。チームでやる事で、「動画を見なきゃいけない。」という責任感も生まれますよね。オンライン講義の回によっては、自分たちの取り組んでいることに置き換えて深堀りしていけるようにワークシートがダウンロードできることが多々あります。この勉強会ではポイントになりそうなワークシートを宿題にして持ち寄り、みんなで意見交換しながら進めていくようにしています。

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|ローカルの中で支持を得て、どんどん羽ばたいてほしい

 

Q:オンライン授業をみなさんに受けてもらおうと思ったのは何でなんですか?

 

水口さん:一つ、はっきりとしたコンセプトがあって。自分で商品開発をして、それが世の中に出て行って、その事業でご飯が食べれるようになってほしいと思っています。

一戸さんはうちの社員ではないけれど、授業料は一切もらっていません。それは、この学びを通じてローカル(地域)の中で支持を得て、羽ばたいて行ってほしいからです。本来は逆の考え方が主流で、会社の中に利益を残すために教育をしますよね。

10年とか先の未来に、この考え方はぴったりはまると思うんですけど、どんどん羽ばたいて行ってほしい。そして、何かミッションがあった時に、みんなで集まって協力してやれたらいいですよね。もっと他の人たちとも結びついたりして、自由自在に繋がることができるネットワークになればいい。そのためには、知恵がないとダメなので、まずは商品開発の知識を勉強してもらいます。商品開発だけではなく、もっとたくさんのいろんなスキルが必要で、例えば事業計画や資金繰りも必要。金融機関との関係をどう構築するかなんて誰も教えてくれないけれど、こういう若手育成の取り組みの中で、私自身の知識やスキルも伝えていきたいと思っています。

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