Startlineでは、2017年7月〜9月の期間に宮城県で開催される芸術祭「REBORN-ART-FES 2017」「apbankfes2017」におけるオフィシャルグッズの東北MADEコーディネーションパートナーとして参加しています。Startlineの会員企業さまとの連携はもちろん、沿岸部で被災されたお母さんたちの手仕事などをも組み合わせつつ、たくさんのアーティストたちとのコラボによって魅力的なグッズが完成しました。
東北MADE
岩手県盛岡市で障がい者の就労支援に取り組む「幸呼来(さっこら)Japan」が作るかぎ針編みストラップ。さんさ祭りの浴衣を裂き織りという東北に根付いた技法でリユースしている団体です。今回はデッドストックの浴衣やはっぴ、てぬぐいの生地を紐状に裂いてかぎ針で編んでもらいました。
東北Design
イラストレーター:acary
宮城県出身のイラストレーター。2016年よりニューヨークで活動中。日本国内のファッションブランドや大手企業へグラフィックデザインを提供。好きな食べ物はチョコミントアイスとずんだもち。
■デザインへのメッセージ
タイトルは宙鹿(そらしか)。始まりと未来、万物の広がりを表す宇宙を使って、牡鹿半島や石巻から新しい未来を紡いでいくイメージをデザインしました。
ハット&編みひも
つばが広めのペーパーハット。
野外フェスに嬉しいあご紐付き。
あご紐はフック式なので取り外し可能です。さらに、防止の内側には頭周りのサイズ調整ができるテープが付いています。
■サイズ:頭囲:約56〜約58cm
※あご紐付き
※サイズ調整用パーツ付き
■素材:本体:指定外繊維(ペーパー)60% / ポリエステル40%
リボン:ポリエステル100%
■本体製造国:ベトナム
■リボン:仙台・蒲生エリアのお母さんたちの縫製
■あご紐:南三陸町のお母さんたちによる編み紐
東北MADE
リボンは仙台市の蒲生エリアのお母さんたちが、ひとつひとつ丁寧に縫製してくれています。また、取り外し可能なあご紐は南三陸町のお母さんたちが編んでくれました。いずれも津波で被災した方々ですがいつも笑顔を絶やさず、朗らかに、それでいて一生懸命に、今回のグッズ製作に取り組んでいます。
キャップ&ステッチ
増田セバスチャンのデザインがビビットに活かされたキャップ。サイドには石巻のお母さんたちがひと針ひと針ステッチしたタグが付いてアクセントになっています。
■サイズ:
頭囲:約56~60cm対応(サイズ調節可)
■素材:
本体:ポリエステル100%
メッシュ:ナイロン100%
■本体製造国:ベトナム
■ロゴのステッチ:石巻のお母さんたち
東北MADE
キャップのサイドに縫い付けられたタグには、石巻市にある十三浜のお母さんたちがREBORN-ART-FES2017のロゴマークをひと針ひと針丁寧にステッチしてくれています。
「この順番で針を入れたら綺麗にできるっちゃ」とお互いにアドバイスしながら、チクチク